店名 焼酎酒場BETTAKO(べったこ)
住所 東京都北区滝野川6丁目84−10 BETTAKO宅 電話番号 03-5394-8033
営業時間 17:00~22:00(L.O 22:30)
定休日 不定休 月曜が多いがブログを確認することをオススメする
席数 一階 10席(カウンターのみ)二階 15席(座敷のみ)喫煙可
最寄り駅 JR『板橋駅』西口から徒歩5分
メニュー その日の仕入れによりメニューがかわる。変動制。一品料理、主菜、前菜多数。肉料理は少なく、魚料理が多い傾向である。
板橋の焼酎酒場「BETTAKO」に行くことに決めた!
こんにちは。アンダーグラウンド・ミセス・後藤です。
12月某日、JR板橋駅改札をせわしなく過ぎ行く人たちを見ながら、私は迷っていました。
(このまま帰ろうか・・)
でも帰ってしまったら、あとは寝るだけ。
「流れる景色を必ず毎晩見ている♪家に帰ったらひたすら眠るだけーだーからー♪」
「H Jungle with t」のWOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~を口ずさみながら、考えたのです。
無性に何かをしたいというわけではないのだが、このままなんとなく家に帰るのは嫌だ!!
よし、飲もう!笑(そればっか)
でも・・・ただ酒を飲むのは嫌なんです。
何か美味いものが食べたいんです。
でもお金はないんです(笑)
だったら、うまくて安い店にいけばいいじゃないか!!
でも、そんな都合のいい店あるかな・・・
こんな時は・・・
そうだ!イタバシュランだ!(笑)
イタバシュランとは
イタバシュランは板橋周辺のお店を、誰に頼まれる訳でもなく勝手に覆面調査を実行し、三ツ星で評価するサイト。あなただけの隠れた名店が見つかるかもしれない、最高のご飯に巡り合えるかもしれない、そんな素晴らしいサイトのこと。
むりやり宣伝しちゃってすみません(笑)
私は、そうと決めると、意気揚々と、美味しくて評価の高いという噂の、あの店の前まで来ていたのです。
その名も「BETTAKO」(べったこ)
今日はここにしよう。
板橋の焼酎酒場「BETTAKO」で創作料理を食べてみた!
引き戸をガラガラっ・・・
すると、カウンター越しに、マスターが活気のある声で
「いらっしゃいませ!」
続いておかみさんの優しい声で
「いらっしゃいませ!」
と続いてくれました。
(こういう心のこもった挨拶って嬉しいもんです)
BETTAKOは、少し前まで池袋に店を構えていたが、2018年くらいに、この板橋駅付近に店を構えたらしいです。
一階はカウンター席で10名まで。二階は座敷で15名程度となっている。
優しい店主と、客のやりとりで笑い声が絶えない。雰囲気がとてもイイ感じ。
お手拭きをもらい、さっそく飲み物を注文をします。
すかさず、おかみさんが「今日のメニューはこちらです」と看板を案内してくれました。
そうなんです、BETTAKOのメニューは毎日変わるのです。
同じものが記入されている場合はあるが、いろいろな形で変化がある。
その理由を店主に聞くと「市場に仕入れに行ってその時にメニューが決まるんです。いい食材が手に入ったら、それにあったメニューをお出ししています」という答えが返ってきた。
なるほどー!だから毎日メニューが変わるのね・・
今日行ったときのメニューがコチラ。
全てが美味しそうに見えてきます。店主の本気度が伝わってくる厳選されたメニュー。
料理を注文しようとしたら、スッとおかみさんが、注文した生ホッピーを出してくれました。
これがまた、キンキンに冷えている!美味い!
冬でも美味い!
さて、料理をいくつか注文しまして、最初に出て来たのは肝ネギ小鉢!
レバーを炙って白だしのジュレと刻みネギで覆っています。
口に入れると、ジュレのやわらかさとレバーの柔らかさの中に、歯ごたえがしっかりあるレバー。濃厚だけど、口の中でスッと溶けていく。コクの中にしかっりとした味付けがされており、まろやかさの中にインパクトが待っている。そして歯ごたえ。おかわりを頼んでしまいそう・・。
あっという間になくなってしまいました。
次に運ばれて来たのは京芋のチーズ合わせ。
フランス料理店にきてしまったのか、と錯覚してしまうようなこの見た目。
うんまいっ!!!
京芋をマッシュ状にしてその中にチーズが芯にある。味付けはシンプルで、中に行けば行くほど、チーズの旨味と合わさって、まさにプレシャスタイムであります。
次にホッケつまみ刺し。
試しに何も付けずに一口。
臭みがまったくない。海の味を感じます。
続いてワサビを付けて一口。
やっぱりうまい・・!・・でもツーンとくる前に爽やかな味がする。なんだコレは・・・・
生姜でした!なんと、すりワサビの中にすり生姜がはいっているのです。
酒が何杯でも進んでしまう。
この間に飲んだ酒は生ホッピー4杯・・・飲みすぎである。
最後の締めを悩んでいると・・・
ん? ウラごはん?
聞いてみると洋と和があるらしい。
またここでも選択か・・
今日は迷いっぱなしである。両方頼みたいところだが、けっこう満腹(笑)
散々悩んだ挙句、「洋」を選びました。
出て来たのがこちら。
チーズリゾット。
ち、チーズぅ!?
チーズ好きの私にはたまらないウラごはんであります!
一口、白いルーとごはんをあわせて食す。
なんなんだよ!私が美味しんぼに出てくる京極だったらこう言ってただろう。
「BETTAKOはん!あんた・・なんてもんを作りはったんや!美味くて視界がホワイトアウトや!」
と、まぁ冗談はさておき(笑)
口の中に入れると、程よいチーズの酸味としっかりした味付け、そして甘み。コクがきちんと最後まで残り、味に深みを出してくれます。
店主にコクがある理由を聞いてみると、七種のチーズをブレンドし、旨味を出しているそうだ。
いやー・・お腹いっぱいです。
しかし、うまい料理を食べると、とても満足した気分になるが、気になるのは値段です。
で、お会計・・
お、安い!
コレだけ飲んだり食ったりして3500円ちょっとでした。
板橋の焼酎酒場「BETTAKO」の採点結果は!?
安くて美味い!
ここまでしてくださった店主とおかみさんに感謝しかなかった。
この素晴らしい料理との出会い、客との出会い、そして店主、おかみさんとの出会いに、ご馳走様。
私の欲求は満たされ、師走の夜は更けていったのでした。
価格[star rating=”4″]
ボリュームがあり、うまい。この値段でこの味が食べられるとは・・・毎日行きたい。
味[star rating=”5″]
完全に裏切られた。出てくる料理次から次へと全て想定外である。しかしこの想定外は戸惑いから次への料理への期待感に変わる。こんな思いをさせてくれた店は板橋では唯一無二である。
入りやすさ[star rating=”3″]
活気があり、入りやすい。雰囲気も明るく、店主やおかみはもちろん、すぐに常連さんとも仲良くなれそう。店主は居心地の良さをモットーとされているとのこと。とても気さくに話しかけてくれるのが嬉しいポイント。
清潔度[star rating=”4″]
とくに汚いと感じたところはなく、室内に木の匂いがして居心地がいい。清潔感があり、とても居やすい。
【この記事を書いた人】
アンダーグラウンド・ミセス・後藤(通称:板橋路地裏の奇跡)
<profile>
イタバシュランきっての「食通」(自称)。キャプテン翼の南葛小学校DF高杉に憧れサッカーを始めるもアイスクライマーに夢中になり視力が悪くなったので挫折。以降、アンダーグラウンドの人生を歩んでいる。好きなタイプは1990年代に活躍したアイドルユニット「ギリギリガールズ」。なぜって?「いつもギリギリで生きていたいからさ」
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